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2010年6月2日(水) 19:30 |
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真庭市の企業が「エコベーター」出品
木で何でも作ってしまうそんな企業が岡山県北・真庭市にあります。 木で作った車など、これまで様々な木製の製品作りに挑戦してきた家具メーカーが今回、目をつけたのは「重力」でした。
木でできた車「木製スーパーカー」。 乗用車でどこへでも運べる「木製トレーラーハウス」。 車輪がついた移動式の茶室。 これらはすべて真庭市の家具メーカー佐田建美が作ったものです。 5年前から全国建具展示会に作品を出品していて毎年最優秀賞を受賞しています。 そんな佐田建美が今年の展示会に出品するのが「エコベーター」です。 高さ3メートル40センチ。 動力はビー玉の重さ、つまり重力です。 重力を使って上下に連続運動する仕組みを木で作れないかと考え制作しました。 木は、気温や湿度の影響で材質が変化しやすいため、本来、動くものを作る材料には向いていません。 それでも佐田社長は挑戦し続けたいと話します。 木と重力で動くカラクリ。このなんでもないようなアイデアが次世代のニーズとなる可能性は誰にも否定できません。
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