グループ価値の最大化を目指して
持株会社として新しいステージへ。グループ価値の最大化を目指し組織を再編。グループとしての統一性を維持しつつ、グループ 各事業会社が、各々の事業を独立して運営しています。
持株会社としての新しいステージへ
ワタミグループは、「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」のスローガンのもと、「地球人類の人間性の向上のためのよりよい環境をつくり、よりよいきっかけを提供すること」というミッションの達成のために事業活動を展開しています。
2006年度からは、ワタミ株式会社では経営と執行を分離し、持株会社としてグループ事業の戦略立案・経営管理を主たる業務としてきました。2008年度には、経営上のスピーディな意思決定と各事業のシナジー効果を高めるべくグループ価値の最大化を目的として組織を再編しました。
この再編により、新たに誕生した事業会社をはじめグループ各社は、ステークホルダーの皆様のニーズに応じて独自性を発揮しながら活動します。また、持株会社として事業会社の統括をするためのガバナンスやコンプライアンスなどを徹底、グループ一体となって邁進いたします。
今後も、地球環境を破壊することなく、安全・安心な社会のため、人として、企業としての使命(責任)を果たします。
コーポレートガバナンス
ワタミグループでは、経営の透明性、執行と監督の分離、企業倫理の確立は特に重要であると認識し、継続的に取り組んでいます。
自発的な内部統制のチェック機能を強化するとともに、第三者からの意見を直接吸い上げる仕組みを構築し、さらに社外ブレーンにも参加していただき、グループ全体の方向性や事業展開・運営方法について協議する機会を設けています。
■グループ経営会議
ワタミ(株)の役員、各部門を統括する責任者、グループ各社の社長が参加する「グループ経営会議」を開催し、経営資源の管理・適正配分や、グループ全体の事業効率を高めること、潜在リスクに対応し、事業活動の安定性・信頼性を確保することを目指しています。
コンプライアンス
ワタミグループでは、企業としての社会的責任を果たしていくうえでコンプライアンスは最も重要な活動の一つに位置づけています。
グループミッションのもと、役員・社員の一人ひとりが法令の順守だけにとどまらず、高い倫理観・使命感を持って実践に取り組めるよう、組織の再構築や教育啓発の実施に加え、社会的責任の履行に対応する外部窓口を設置しています。
■ホットライン・ヘルプライン
ホットラインでお客さまの意見を、ヘルプラインでお取引業者様や従業員の意見の吸い上げを行っています。
またヘルプラインでは公正な立場の維持のため、対策には外部専門企業を加えて実施しています。
ブランドテーマ
ワタミグループでは、「環境貢献・社会貢献・人間貢献」をブランドテーマとして掲げ、「できることからコツコツと」という姿勢で取り組んでいます。
環境、社会、そして人に対して、「やさしい存在」を目指し、私たちの存在や行動が、改善に至らなくとも原因とならない(害とならない)という宣言です。
会社の存在そのものから、事業の選び方も、仕事の仕方も、「人に良い影響を与える存在であり続ける」という決意表明です。
テーマとして掲げたことを、常に忘れずに、少しずつでも、できることから、やり続ける……というグループ全社の意思表示です。
企業使命(責任)を果たし続ける持続可能な経営
「企業」とは創業の思いに共鳴・共感した人が集まり、社会に対して何かしらの価値を提供していく存在であるとともに「企業」は人そのものであり、一人ひとりの行動の反映であると考えています。
ワタミグループでは、「WATAMI」に込められた思いをグループ全社員で共有することで、企業の使命(責任)を果たし続ける持続可能な経営に挑戦しています。
目指す姿は、地球環境を破壊することなく、安全・安心な社会のため、人として……、様々な社会貢献型ビジネスをグループで展開し、ステークホルダーの皆様から感謝と信頼を集め続ける「ビジョナリーカンパニーWATAMI」です。
ワタミがその事業に参入してよかった……と言われる事業、「人」が最大の差別化要因となる事業に積極的に参入し、あらゆる場面の「ありがとう」を集めていきます。
ステークホルダーとの会話(情報発信)
ワタミグループでは、すべてのステークホルダー(利害関係者)との対話を重視し、商品(サービス)や事業活動に反映すべく取り組んでいます。
こういった活動に対しての評価やご意見を伺うことも、その重要な取り組みの一つと考え、毎年、活動のすべてを紹介する「ふれあい報告書(ワタミグループCSR報告書)」を発行しています。
この報告書では「お客さま・株主様・お取引業者様・従業員・地域社会・環境」といったステークホルダーとの関わりについてワタミグループの活動を多くの方々に知っていただきたいと考えています。
※バックナンバーを含むすべての「ふれあい報告書(CSR報告書)」は、こちらからご覧いただけます。
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