2010年 6月 2日
3セク不正問題で新たな不明
岡山市の第3セクター、岡山コンベンションセンターの統括部長が実体の無い会社を使って不正に利益を得ていたとされる問題です。この統括部長が自動販売機の設置料などの収入についても不正に利益を得ていたことがOHKの取材で新たに分かりました。センターの調べによりますと50歳代の統括部長は、センターが所有する駐車場の自動販売機の設置料や携帯電話の中継基地の設置料について自らが事実上運営する実体のない会社に入るよう契約を変更していたということです。2006年から3年半の間に1400万円余りを不正に得ていたと見られています。統括部長は、同じ駐車場の管理運営業務について実体の無い会社と独断で委託契約を結び、約3500万円を不正に得ていたとして5月31日、懲戒解雇されています。

香川県で初の性犯罪の裁判員裁判で判決
香川県初の性犯罪事件を審理していた裁判員裁判で判決です。2日、被告の男に懲役6年の実刑判決が言い渡されました。判決を受けたのは、高松市の無職、中川正則被告(46)です。中川被告は去年11月、元勤務先の上司の女性に乱暴しようとスタンガンで大ケガを負わせたとして、婦女暴行傷害などの罪に問われていました。裁判員は男性4人、女性2人で、審理は被害者の名前や勤務先を伏せるなどプライバシーに配慮して進められました。これまでの裁判では検察側が懲役7年を求刑、弁護側は懲役3年、執行猶予5年の判決を求めていました。2日の判決公判で高松地裁の幅田勝行裁判長は、「刑事責任は重く執行猶予を付けることは相当でない。しかし、被告が立ち直ろうという姿勢をみせている」として、懲役6年の判決を言い渡しました。会見した裁判員は、「被告の発想が理解できず、審理は難しかった」「被害者は、計り知れないダメージを受けていると思うので、被害者にかける言葉が見つからない」とコメントしました。

国文祭を子供たちにPR
今年秋、岡山で開催される国民文化祭まで150日となり、県内の小学校などでPRイベントが行われました。岡山市の朝日塾小学校ではももっちとうらっちが登場し、子供たちに国民文化祭のグッズとチラシを配り、開催をPRしました。国民文化祭は毎年、各県の持ち回りで開催される、芸術と文化の祭典で10月30日からの9日間、県内全ての市町村を会場に、行われます。突然のももっちの登場に子供たちは大はしゃぎです。県では今後もPR活動に力を入れ、多くの県民に参加を呼びかけるということです。