(cache) 米のグアム移転、最大5年遅れ 7月に整備計画 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 米のグアム移転、最大5年遅れ 7月に整備計画


     海兵隊移転で人口急増が見込まれ、建設が進むグアムの集合住宅群=09年12月(共同)

     【ワシントン共同】米政府が在沖縄海兵隊の移転先となる米領グアムのインフラ整備不足を解消するため、7月に最大数十億ドル規模の整備計画をまとめる方針を固めたことが31日、分かった。これを受け、日米両政府は移転完了期限を2014年から3~5年延長する方向で本格的な検討に入った。米政府当局者や日米関係筋が明らかにした。

     海兵隊約8千人のグアム移転は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設と不可分と日米合意で規定される。移転完了の大きな遅れは、日米両政府が8月までに位置や工法を詰める普天間移設の代替施設計画にも影響しそうだ。

     米環境保護局(EPA)の担当責任者によると、EPAは2月に急激な人口増加にインフラが追いつかないと指摘。深刻な上下水道の整備不足などに対し、国防総省とEPAが最近になり具体的な対策でほぼ合意した。関係筋によると、流入人口の抑制も含まれる。財源などを詰めた上で7月に整備計画をまとめる。

      【共同通信】