(cache) 小沢氏の影響力排除を 首相、自身は今期で引退 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢氏の影響力排除を 首相、自身は今期で引退


     首相官邸で記者との質疑に臨む鳩山首相=2日夕

     鳩山由紀夫首相(民主党代表)は2日夕、後継代表をはじめ新執行部に小沢一郎幹事長が強い影響力を残すのは好ましくないとの考えを示した。「民主党が変わった、クリーンになったとの印象を与えるのが大事だ。新代表の選出の仕方、新代表がどのような人選をするかにかかっている」と強調した。

     記者団が官邸で「小沢氏が隠然たる影響力を発揮するのでは国民はクリーンな政党とは認識しない」と指摘したのに答えた。

     自身の去就に関しては「首相を辞めた人が影響力を行使しすぎてはいけない。したがって私は次の総選挙に出馬しない」と述べ、今期限りで引退し、次期衆院選に立候補しない考えを明言した。

     後継代表について、首相は「誰かを指名する意図はない」とした上で、出馬表明した菅直人副総理兼財務相を「今まで私の一番近くで行動してくださった方だ」として、2日に会談した際に激励したことを明らかにした。

     この間の経緯に関しては、5月31日に民主党の小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長と会談した際に自ら辞意を伝え、1日の再会談で小沢氏にも辞任を求めたと説明。

      【共同通信】