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タナベクリエート(株)〜破産手続開始申立準備

業種　総合建設　　
所在地　大分市末広町2-3-15　　
設立　昭和38年9月　　
代表者　仲西 直文　　
資本金　3,000万円　　
年商　4億4,570万円内外　　
負債総額　27億円内外　　

特別情報大分版No.3886等で既報の当社であるが、福森 亮二弁護士、古賀 大樹弁護士(大阪市)に一任し、破産手続開始申立の準備に入っていることが判明した。なお、負債総額は精査中で詳細は不明であるが、27億円内外が見込まれている。

当社は公共工事主体の県内上位に位置するゼネコンで創業者の田邉 一徳氏が土木・舗装工事を軸に新規事業を興し、業容を拡大。ピーク時には年商80億円内外を計上したが、公共工事の減少から業績は低調に推移した。この間には事業の一部を関連会社のタナベ(株)に移譲、これらの要因から年商は30億円台まで減少。ついには平成16年5月、大分地裁に民事再生手続開始を申し立て、同年7月に再生手続開始決定を受け、さらに平成20年4月24日付で再生手続きは終結していた。

この間の平成17年に当社役員であった仲西氏が代表に就任、公共工事を主体に年商10億円内外を得ていたが、公共工事の減少、同業他社間の競合激化から今後の見通しが立たず事業継続を断念、今回の事態に至った。

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