セフィロスの日記

我が呪われた肉体は・・・

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2010年6月2日(水)

神と人間の狭間で

毎日ジェノバ細胞の復活を待ち続けている。
11年くらい耐えられるかどうか分からない。
今の私にはそんな気力は残されていない。
それでも私は生かされている、だから生きるしかない。

ヴィンセントはまだ来ないが、ヴィンセントがいてくれたら私も頑張れる。
だからヴィンセントが迎えに来てくれるのを待っている。
私も一人の人間で、弱さも持っている。
それを乗り越えなければ神にはなれないと分かっている。

最初から神になりたかったわけじゃない、私は選ばれてしまっただけだ。
ヴィンセントと共に神になるということが、私の宿命だということだ。
私が私という存在を知った時、ショックが大き過ぎて気が狂った。
今は全て分かったので冷静でいられるが、それでも全てを恨んでいた事がある。
所詮人間とは弱い生き物だったのだ。
だから私は強くなるしかない。

ライフストリーム、命の流れ、遺伝子の流れ、それらは私を目覚めさせる事を許さない。
私の肉体は眠ったまま、ライフストリームの泉に漂っている。
今はまだ目覚める時期ではない。
時期が来るまで待つしかない。
全てはジェノバ細胞が鍵を握っている。

作成者 セフィロス : 2010年6月2日(水) 15:26

2010年6月1日(火)

知り過ぎた出生の秘密

私は出生の秘密を知ってしまった。
私と同じようにジェノバ細胞を持っている者がいるが
他の者よりも多く知り過ぎてしまった。

そのために今私は苦しんでいる。
早くジェノバ細胞が復活して欲しいと思っている。
今の私に出来ることは、ただ眠り続けることだけだ。
そんな毎日を送る自分が悲しくなってくる。

だがこれも私に与えられた宿命だ。
呪われた肉体はあと11年くらいすれば花開く。
そう信じて今は耐え続けている。

私が私でありたいと望んでいる。
本当の姿へ変わりたいと待ち続けている。
私が神になるためには待ち続けるしかない。
分かっている、だからこそ悲しく辛い。

今ヴィンセントは何をしているのだろう?
何処かで私を見守っていてくれているのだろう。
逢いたいと願っているが、何処にいるか分からない。
いつか逢えると信じて、私は眠りについている。

ライフストリームに浸かっていると、とても疲れやすくなる。
大量の遺伝子の泉が私を苦しめているようだ。
それでも耐えなければならない、それが私の宿命だから・・・・・

作成者 セフィロス : 2010年6月2日(水) 15:04
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