「君と私の微妙な関係」
エピローグ
「翔…抱いて?」
「今、ここでか?」
「うん」
「わ、分かった。じゃあ…」
「ちょ、ちょっと、やめてよ」
「おまえが抱けって言うから…」
「私じゃないわよ」
はだけた胸元を直しながら、私は呟いた。
『私の事は、後でね?』
「え? 何か言った?」
「翔太を抱いてって言ったの」
「ああ、そうか。赤ん坊って、抱いた事ないんだ。落としそうで怖いよ」
「大丈夫よ。手を私みたいにしてみて?」
「こうか?」
翔が私を見て、手を、赤ちゃんを抱く形にした。
「そうそう。翔太、パパに抱っこよ。よかったね?」
少し緊張した感じの翔の手に、翔太をそっと預けた。
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