3-1. FTPサーバのインストール(Linux)
February 11, 2006:更新
まずは何かと自宅サーバと、その他の自宅内のパソコンとのファイルのやり取りが面倒くさいので、FTPサーバをインストールします。別に自宅サーバのスペックがしっかりあって、グラフィックもバリバリ動いて、そしてブラウザも問題無いスピードで動作するのなら、自宅サーバからそのままアクセスしてインターネット上のファイルをダウンロードできるのですが、うちの環境では、少し難しいです。
まぁ、よってインストールします。というのも変ですが、とにかくインストールしてしまいます(笑)。
■vsftpd のインストール
インストールはyumから行ってしまいます。
# yum install vsftpd
とコマンドラインから入力します。するとプロセスが始まって、最後に以下のような表示がでます。
Transaction Summary
========================================
Install 1 Package(s)
Update 0 Package(s)
Remove 0 Package(s)
Total download size: 123 k
Is this ok [y/N]: y
Install 1 Package(s)
Update 0 Package(s)
Remove 0 Package(s)
Total download size: 123 k
Is this ok [y/N]: y
Is this okay [y/N]: で 2回ほど "y" と入力します。すると、ダウンロードが始まり、最後に以下の表示がされます。
Running Transaction
Installing: vsftpd ######################### [1/1]
Installed: vsftpd.i386 0:2.0.3-1
Complete!
これでインストールは完了です。
■インストール後の作業
インストールが終わったら、まずは、どこにインストールされたか確かめます。
# whereis vsftpd
vsftpd: /usr/sbin/vsftpd /etc/vsftpd /usr/share/man/man8/vsftpd.8.gz
vsftpd: /usr/sbin/vsftpd /etc/vsftpd /usr/share/man/man8/vsftpd.8.gz
無事に、/usr/sbin/vsftpd にインストールされています。これで、実際に起動してみます。
# service vsftpd start
Starting vsftpd for vsftpd: [ OK ]
Starting vsftpd for vsftpd: [ OK ]
無事に起動することができました。
ここで、実際にクライアント側からログイン可能か確かめてみます。例えば、Windowsのコマンドプロンプトから試します。
C:\> ftp (サーバのIPアドレス)
Connected to (サーバのIPアドレス)
220 (vsFTPd 2.0.3)
User ((サーバのIPアドレス):(none) ): [ここにユーザ名]
331 Please specify the password.
Password : [ ここにパスワード ]
230 Login successful
Connected to (サーバのIPアドレス)
220 (vsFTPd 2.0.3)
User ((サーバのIPアドレス):(none) ): [ここにユーザ名]
331 Please specify the password.
Password : [ ここにパスワード ]
230 Login successful
このようにログインできたら成功です。クライアントからの接続は、最後に "bye" をタイプして終了します。
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