(cache) ６２の言葉を英語で独習するリスト／Teach Yourself Complete Courseシリーズ読書猿Classic: between / beyond readers

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2010.01.09 ６２の言葉を英語で独習するリスト／Teach Yourself Complete Courseシリーズ

Beginner's course List
Complete Course List

　語学の教科書は、おおざっぱに分けると「コース型」と「文典型」に分かれる。

　「コース型」は中学校・高校の英語のリーダーなどでおなじみの通り、文章や会話を通して基本的な文法事項から少しづつ学んで行くタイプのものである。

　「文典型」は、要するに文法書なのだが、品詞別や文法のカテゴリー順に、文法事項が配列してあるもの。
　昔は（とくに古典語だと最近まで）、解説の無い素の素材から採って来たものを編集した読本に、文典を調べつくしてなんとかするというスタイルだった。
　基礎トレや型の練習なしで、いきなり組み手をするようなもので、それでできるようになるのだけれどケガ人や途中退場者も少なくなかった。

　「コース型」は、そうした反省の上に立ってつくられた現代的教材ではあるが、「コース型」をやっていても、どうしても分からないところが出てくる。
　独学の場合だと、周りに聞く人がいないから（今はネットがあるけどね）、「文典型」の参考書もあった方が安心ではある。

　ただ「コース型」でも途中挫折は起こり得るので、最初から「文典型」や「辞書」まで一気に揃えるより、「コース型」で行けるところまで行く方がいいかもしれない。
　背水の陣にはなるかもしれないが、一度投じたお金が参考書になって本棚にある限りは、大した背水ではないので「撤退」はあまり防げない。

　さて、「コース型」として、今回はTeach Yourselfシリーズを紹介する。

　「文典型」としては、定評の高さとカバリッジの広さからRoutledge社のComprehensive Grammar シリーズを紹介する予定。
　今回はエントリーが長くなったので、次回送りにした。

　さてTeach Yourselfの語学シリーズも実は随分ラインナップが増えた。

　one-day courseからcomplete course、businessやimprove your～というのまである。
　今回は「こんなにたくさんの言語が学べます」というエントリーなので、扱ってる言語の数が多いcomplete courseを中心に紹介する。
　たとえばBeginner's courseが扱ってるのは、日本語でも参考書がみつかるメジャーな言語なので、そこまで紹介する意味があるか、という話もあるので。ただ、それでもやはり日本語の参考書よりはかなり面白い。

Beginner's course
　Beginner's courseはスローペース＆演習たくさんでよさそうなのだが、CD付きのものとそうでないものがあるので、ちょっと注意（アマゾンは表示がいいかげんでよくわからん）。以下のリストは、カタログからＣＤ２枚付きのもののISBNを拾ってはあるが（日本語とポルトガル語はCD１枚ものしかなかった）、確認よろしく。

中国語