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鳩山首相辞任:小沢氏とともに「事件」で批判 釈明に徹し

 鳩山首相と小沢幹事長は、ともに「政治とカネ」を巡って元秘書が政治資金規正法違反に問われ、厳しい批判を浴びてきた。

 首相の偽装献金事件が発覚したのは昨年6月。東京地検特捜部は市民団体からの告発を受け、衆院選後の9月に捜査を開始。12月24日、資金管理団体「友愛政経懇話会」など2団体の政治資金収支報告書に総額約4億円の虚偽記載などをしたとして、政治資金規正法違反(虚偽記載、不記載)で元公設第1秘書(59)を起訴(別に元政策秘書を略式起訴)した。元秘書は今年4月に執行猶予付きの有罪判決を受け、首相は「政治家としての責任を痛感している」と述べていた。

 捜査の過程では首相の母親から毎月1500万円、総額12億円余の資金提供があったことも判明。首相は修正申告したが、母親からの資金提供は「知らなかった」との釈明を繰り返した。

 小沢氏の資金管理団体「陸山会」を巡っては、04年に同会が土地を購入した際に小沢氏からの借入金4億円を同年分の収支報告書に記載しなかった疑惑が昨年秋に浮上。今年1月、元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=民主党を離党=ら3人が特捜部に政治資金規正法違反(虚偽記載)で逮捕され、2月に起訴された。

 小沢氏は容疑不十分で不起訴とされたが、東京第5検察審査会は4月、捜査段階の石川議員の供述などを基に小沢氏を「起訴相当」と議決。特捜部は小沢氏らに再聴取したうえで5月、再び小沢氏を不起訴処分とし、小沢氏は「潔白」を強調した。だが、同審査会による第2段階の審査があり、再び「起訴すべきだ」(起訴議決)と判断されれば小沢氏は強制起訴される。

 ある法務・検察幹部は両氏の辞意表明について「まさか小沢幹事長まで辞めるとは思っておらず、驚いた。ただ、一連の事件とは直接関係ないんじゃないか」と話した。

毎日新聞 2010年6月2日 13時31分(最終更新 6月2日 13時34分)

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