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【芸能・社会】

瑛太・カエラ今夏結婚 11月出産控え、「新しい家族で」

2010年6月2日 紙面から

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 俳優の瑛太(27)と歌手の木村カエラ(25)が1日、今夏に結婚することが分かった。カエラは妊娠5カ月であることも明らかになった。ともにモデル出身で売れっ子の俳優、カエラはウエディングソングとして大人気の「Butterfly」で昨年のNHK「紅白歌合戦」に出場もした歌手というスタイリッシュカップルで、交際1年足らずのスピード婚だ。挙式・披露宴は未定。

 2人はそれぞれの公式サイトで発表した。瑛太は「彼女とは去年の夏に出会い、交際を始めてすぐに結婚ということを意識しました」、「忙しい日々の中で、お互い向き合い、刺激し合い、いつも豊かな気持ちになれる彼女を一生のパートナーとして、この先歩いていきたいと心に決めていました」と告白。

 一方カエラは、「とてもとても幸せです。(中略)、結婚、そしてママになる喜びや責任、すべてが初めての事でドキドキワクワクしますが、新しい家族で力を合わせ歩んで行きたいと思います」と、妻、母になる喜びをつづっている。11月に出産予定だが、今後も歌手活動は続ける。

 瑛太はこの日、関東近県で、終日出演しているフジテレビ系ドラマ「素直になれなくて」のロケがあったが「ぜひとも自分の言葉で伝えたい」と休憩時間を使ってコメントを考えたという。

 2人は映画「嫌われ松子の一生」(2006年)で共演、昨年8月に再会し、すぐ交際に発展。9月には2人で手をつないでいるところを女性誌に直撃され、所属事務所にも交際を報告していた。

 関係者によると、双方の家を行き来しながら交際を続け、昨年中には結婚を決意。今年3月ごろに妊娠が分かり、発表のタイミングを計っていたという。2月にはロマンスカーに乗って箱根に日帰り旅行という売れっ子芸能人カップルとは思えないデートをするなど、自然体のさわやかな交際で愛を育んできた。

 ある関係者は「以前の瑛太は『作れる料理は“卵かけご飯”』と言ってましたが、年明けに本格的な中華スープを作り『カエラと付き合うようになって作るようになったんだ』と照れながら話していました」と、良き“夫”への変ぼうぶりを証言した。

◆カエラ全文

 いつも 温かく見守って応援してくださるファンの皆さんへ。私、木村カエラは俳優の瑛太さんと結婚することとなりました。入籍は2人で前々から決めていた今夏にする予定でしたが、入籍の日を待つ日々の中で、新しい命を授かったことを知りました。とてもとても幸せです。妊娠を通し、命の大切さなど、改めて考えさせられることがたくさんあります。私を生んでくれた母親や父親に対しても感謝の気持ちで一杯です。

 結婚、そしてママになる喜びや責任、すべてが初めての事でドキドキワクワクしますが、新しい家族で力を合わせて歩んで行きたいと思います。

 デビュー以来、たくさんの方々に支えていただき、今の私があります。皆さんの笑顔や応援にいつも元気をいただいて、私は作品を作っています。感謝してもしきれない気持ちで一杯です。

 このような突然のご報告になってしまい、驚かれた方も多いと思いますが、皆さんの祝福を頂けたらと、心から願っています。

 今後も大好きな歌を続けていきますので、よろしくお願いします。また一つ成長した木村カエラで、皆さんの前に登場できるように頑張ります。

 そして、どうか温かく見守っていてください。またLIVEでお会いしましょう!!

 ●木村カエラ 本名・木村カエラりえ。1984年10月24日生まれ。東京都足立区出身。都立向丘高校卒。父は英国人、母は日本人。小6の時、原宿でスカウトされ、雑誌の読者モデルを経てミスセブンティーン2001に。2004年6月「Level42」でメジャーデビュー。初アルバム「KAELA」がオリコン初登場8位。サディスティック・ミカ・バンドと共演、07年には日本武道館公演。今年2月に出した初のベストアルバムが大ヒット。

◆瑛太全文

 突然、このような形でご報告する失礼をお許しください。以前からお付き合いさせて頂いている木村カエラさんと結婚することとなりました。彼女とは去年の夏に出会い、交際を始めてすぐに結婚ということを意識しました。忙しい日々の中で、お互い向き合い、刺激し合い、いつも豊かな気持ちになれる彼女を一生のパートナーとして、この先歩いていきたいと心に決めていました。

 そして、自分にとってはドラマの最終話、彼女にとってもシングルの発売日と、今進行している仕事が一区切りする今年の夏に、皆さんにご報告しようと話し合っていました。それぞれが責任のある仕事をしている最中のこの時期にご報告することになり、多くの方にご迷惑をおかけし大変申し訳なく思っております。俳優としての自分が今あるのも、まわりのスタッフの皆さんや出会った方々の大きな支えがあったからこそと感謝しています。そして、彼女の音楽とオリジナリティ溢れる存在を支えながら、やがて生まれてくる新しい生命を大切に守っていきたいと強く思っています。

 ドラマの撮影も佳境に向かっています。今の自分が一番に成すべきことは、連日連夜、作品作りに励んでいるスタッフ・共演者の方たちと共に、最後までこの作品を誠心誠意やり遂げることだと信じ、取り組んでいます。今後とも、変わることなく温かい目で見守って頂けると幸いです。

 ●瑛太(えいた) 本名・永山瑛太。1982年12月13日生まれ。新潟県生まれ、東京都板橋区出身。保善高校卒。99年7月「ホットドッグプレス」でモデルデビュー。2001年フジテレビ系「さよなら、小津先生」でドラマデビュー。03フジ系「ウォーターボーイズ」で注目され、同局系「男湯」で初主演。映画「アヒルと鴨のコインロッカー」「余命1カ月の花嫁」などに主演。「ディアドクター」で日本アカデミー賞優秀助演賞など。

 

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