米国のテロ情報分析機関インテルセンター(IntelCenter)が公開した、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメディア部門アルサハブ(As-Sahab)が放送したアフガニスタンでアルカイダを指揮するムスタファ・アブ・アルヤジド(Mustafa Abu al-Yazid)幹部の映像(2008年2月6日放送。資料写真)。(c)AFP/IntelCenter
【6月1日 AFP】国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)は、指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の側近であり、アフガニスタンでアルカイダを指揮するムスタファ・アブ・アルヤジド(Mustafa Abu al-Yazid)幹部が死亡したと発表した。米民間情報機関サイト・インテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)が1日、明らかにした。
エジプト国籍をもつヤジド幹部は、アルカイダの創設メンバーで、ビンラディン容疑者の金庫番だったと言われている。
サイト・インテリジェンス・グループは、ヤジド幹部がどのように死亡したかについては触れていないが、アルカイダはイスラム過激派の掲示板に投稿したメッセージで、ヤジド幹部の妻、3人の娘、孫娘などが殺害されたとしているという。
米連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、FBI)によると、ヤジド幹部は、2001年9月11日の米同時多発テロの実行犯3人にドバイ(Dubai)経由で資金を送金したとされている。(c)AFP
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