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全国に先駆け朝日町支給

2010年06月02日

写真

子ども手当を現金で受け取る親子連れ=1日午前8時53分、朝日町、上田潤撮影

子ども手当 喜び複雑

「ありがたい」
「続くのか」
「大事に使う」

 朝日町で1日、全国に先駆けて子ども手当の支給が始まった。町では職員が役場で直接手渡しする方法をとる。訪れた父母からは、支給を「ありがたい」と喜ぶ声が聞こえる一方、「ほかで負担が増えるのでは」といった手当の継続や影響を心配する声も上がった。(井上潜)

 長男の快くん(2)をだっこして受け取りに来た主婦の弥忠田真美さん(39)は、「家族でディズニーランドに行くのに使いたい。来年度以降も続けて欲しい」。子ども2人分を受け取った臨時職員の小杉真帆さん(36)も、「これまでは小さい子どもへの手当が中心だった。学費など、大きくなってもお金はかかる。子ども手当や高校の授業料無料化など、大きい子にも目が向けられるようになって良かった」と歓迎した。

 一方で、子ども手当に一定の評価をしながらも、将来を不安視する声も多かった。

 真っ先に役場を訪れ、3人分の手当を受け取った住職の河村浩さん(53)は、「高校や大学でもお金がかかるのでありがたいが、財源は大丈夫なのか。その分消費税を上げるのではないか」といぶかった。子ども2人分を手にした派遣社員の大村ありささん(36)も「子どもが大学に行くために使いたい。うれしいけど、来年度以降ももらえるのか心配です」と話した。

 また、児童手当と合わせて計8万2千円を受け取った主婦(35)は、「国も財政難だというのに、どうやってこれだけのお金を捻出(ねん・しゅつ)したのだろう。私たちがもらう分、誰かが負担しているはず。大事に使わないと」と話した。

 町によると、町内の子ども手当の対象児童は793世帯の1249人。町では7日まで役場1階で支給する。

 県内のほかの自治体では、舟橋村(4日)、富山市(15、28日)、滑川市(15日)、黒部市(15日)を除き、10日に支給する予定。

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