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子ども手当 15日までに全道内で

2010年06月02日

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■仁木など5町 支給が始まる

 中学生以下を対象にした「子ども手当」の支給が1日、全国のトップを切って仁木、由仁、秩父別など道内の5町で始まった。口座振り込みが原則のため、混乱などはなかった。道内では96市町村で支給される10日が最多で、札幌市は11日に支給される。

 子ども手当は、中学校修了までの子ども1人につき、月額1万3千円を父母らに支給する。支給要件は「子どもを監護し、かつ生計を同じくしていること」。道によると、在日外国人の子どもについては、市町村が支給要件に該当するかどうかを聞き取り審査しているという。

 道子ども未来推進局によると、道内の支給対象は69万人(推計値)で、2010年度の支給総額は約900億円。支給は年3回で、6月に支給されるのは4、5月の2カ月分。6〜9月の4カ月分は10月、10月〜来年1月の4カ月分は来年2月、来年2、3月の2カ月分は来年度にそれぞれ支給される。

 1日は仁木、由仁、秩父別、東川、中川の各町で支給が始まった。東川町は852人に支給。4月12日に申請を受け付け、5月26日に口座振り込みの手続きを終えた。

 仁木町は256人に支給した。大半が口座振り込みだが、午後5時までに2世帯が役場窓口まで取りに来た。由仁町には未申請が7人分あるが、該当世帯に対し、9月末までに手続きすれば、さかのぼって支給を受けられる旨を通知したという。

 旭川市は4日に支給されるが、ピークは10日で千歳、北広島、石狩各市など96市町村で支給される。11日に支給される札幌市の対象者は約20万8千人で、支給総額は270億円の見込みだ。

 北斗、北見両市など17市町村は、道内では最も遅い15日に支給される。

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