桜庭和志にマウントポジションからパンチを見舞っていく、ハレック・グレイシー(上)=埼玉・さいたまスーパーアリーナ
「DREAM14」(29日、さいたまSA)
桜庭和志が、アクシデントに泣いた。「グレイシー一族新世代」の24歳、ハレックとの対戦。3ラウンド目、桜庭の仕掛けた羽根折り腕固めが決まりかけた瞬間、何とハレックのトランクスが脱げかけるハプニング。レフェリーストップとなり、チャンスを逃した。
「あの流れからいけば、決められていた」と振り返った桜庭。1、2ラウンドともスリップからピンチを招き、防戦一方で、結局、0‐3の判定負け。悔しい黒星にも「相手が上になっている場面が多かったので、判定負けは仕方がない」とサバサバしていた。
(2010年5月29日)