記念撮影に納まるバレーボール男子日本代表の(中列左から)清水邦広、福沢達哉、越川優ら=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
男子バレーボールの日本代表が世界選手権(9月・イタリア)に向けて地獄の特訓を課される。31日、日本代表53人中25人が都内で会見し、合宿を公開。植田辰哉監督(45)は「6、7月の合宿で常識の範囲を超えるトレーニングをする」と予告した。
「130メートルの急坂をベストタイムが出るまで走り続ける」と指揮官は特訓の一端を明かす。経験者の宇佐見主将(パナソニック)は「体が言うことを聞かなくなる。頭をかこうと思っても手が届かない」と振り返った。目標は前回大会の8位超え。特訓で強くなる。
(2010年5月31日)