鳩山首相がかりゆし姿で閣議

「かりゆしウエア」姿で閣議に臨む鳩山首相（中央）。左は亀井郵政改革相、右は菅財務相

　鳩山由紀夫首相と各閣僚は１日午前、沖縄の夏の正装「かりゆしウエア」で閣議に臨んだ。同日から始まった「クールビズ」の一環。米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題で沖縄県民の反発が高まっている中、県民感情を逆なでするとの指摘も出ている。

　前原誠司国土交通相は閣議後の会見で「首相が言っていた『（移設先は）最低でも県外』ができなかった後に、かりゆしウエアを着て閣議に臨むのはいかがなものかという議論があったことは事実」と明らかにした上で、自らの着用についても「悩んだ面もあった」と述べた。

　閣僚が色とりどりのウエアを着こなす中、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相はネクタイにスーツ姿で首相も思わず苦笑い。北沢俊美防衛相も「風邪気味」との理由でノーネクタイのスーツ姿だった。

（2010年6月1日12時15分  スポーツ報知）

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