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【芸能・社会】

日吉ミミ がん告白 すい臓がん 昨年5月手術

2010年6月1日 紙面から

 「男と女のお話」の大ヒットで知られる歌手の日吉ミミ(62)が、すい臓がんを手術していたことが分かった。31日、新曲「いのちのしずく」のキャンペーンで名古屋を訪れ、明らかにした。

 日吉は2008年、妹を食道がんのため55歳で亡くした。日吉がみとったが、昨年、今度は日吉自身がすい臓がんにかかっていることが判明。体調が悪く投薬治療を続けたが、回復しなかったため、詳しい検査を受けたところ、すい臓がんが発症していることが分かったという。

 4月に東京都内の病院へ入院、5月25日に手術を受けた。経過は良く8月に退院したが、「迷惑や心配をかけては」と、一部の関係者に知らせただけで、マスコミには公表しなかった。昨年12月にテレビの歌謡番組で復帰。今は定期検査と抗がん剤治療を受けながら、歌手活動を続けている。

 新曲は「病気や家族の不幸などで悩む人に『強がらず思いのまま生きようよ』と呼び掛けるバラード調の歌」で、40〜60代の女性をターゲットにしている。1日午後5時から名古屋・金山のアスナル金山でミニコンサートを開き、観客にすい臓がんだったことも公表する予定という。

 

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