中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】


川井きょう先発 返り討ちだ

2010年6月1日 紙面から

並んでダッシュする川井(左)とバルデス=スカイマークスタジアムで(小嶋明彦撮影)

写真

 リベンジなんてさせない。返り討ちにするだけ。過去、オリックス戦で無類の強さを発揮してきた川井が1日、先陣を切る。このカードは過去、無失点と相性のいい左腕。チームは08年からオリックスに7連勝中だが、まだまだ伸びそうな予感だ。「特別、抑えている印象はないですけどね。とにかく1戦1戦、集中して抑えるだけです」

 オリックス戦は通算2試合で9イニングを投げ、1勝0敗で防御率はゼロ。つまり1点たりとも奪われたことがないのだ。昨季までのデータとはいえ、相手にイヤな印象は与えられているに違いない。

 今季ブレークしたオリックスの戦力にも川井は強い。新主砲のT−岡田は交流戦の打率4割8分、2本塁打とチームの原動力になっている。1軍での対戦はないが、ウエスタンでは通算11打数2安打と抑えている。対戦前でもあり、具体的な対策は明かさなかったが、「ファームでやっているんで、(特徴を)知ってはいますよ」と話す。昨季までのデータに新主砲との相性のよさも加わり、死角は見あたらない。

 「でも相手がどうこうより、まずは自分の投球をすることが一番大切です。自分の投球ができるようにしたいですね」

 オープン戦で左足に打球を受けて戦線離脱したが、今季初登板となった24日の楽天戦(ナゴヤドーム)では6イニング無失点で勝利投手に。球団記録の11連勝をマークした昨季の調子を取り戻しつつある。オリックス戦の連勝をもっともっと伸ばしてみせる。 (清水裕介)

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ