インターネットリテラシーが高い日本人のひとり、古川健介さんが6月2日に誕生日をむかえた。周囲の人たちからのプレゼントも非常にユニークで、インターネットサイトをドメインごと、まるごとプレゼントされたのだ。ネット人間の古川さんにピッタリのプレゼントといえよう。
プレゼントされたインターネットサイトのドメインは「 http://kensuu.net/ 」で、古川さんのニックネーム「けんすう」がそのままドメインとなっている。そのサイトの内容は、古川さんに対する感謝の言葉や、初恋の人からのメッセージなどを掲載。
このサイトを作った永上裕之(えがみひろゆき)さんは、「けんすうさんの誕生日に僕はどんな事をできるかなと考えた結果、ウェブサイトの作り方のイロハを教えてもらったお礼はウェブサイトで返すしかない! と思い、サイトを着手いたしました」とコメントしている。
また永上さんは、「けんすうさんはもともと学生時代に1億円でサイトが買収されたり、『nanapi』と言う皆が使いやすいHowToサイトを作ったりしていますが、後輩の僕からみたけんすうさんって世の中で知られている以上に凄いんだよ! と言うことを、もっと多くの人に知ってもらいたくけんすうさんの29年間の軌跡をまとめたサイトを作りました」とも語っており、いまの日本のインターネット業界に多大な影響を与えている古川さんの人望がうかがえる。
ちなみに、このサイトは『Twitter』とも連動しており、永上さんは「よろしければ、『Twitter』でけんすうさん(ID kensuu)にお祝いメッセージを送ってあげてください! よろしくお願いします」とコメントしていた。
それにしても、インターネットサイトをドメインごとプレゼントするとは新しい発想だ。日本において「ドメインと誕生日用に作りこまれたサイト」をプレゼントするというのは、あまり例のない事ではないだろうか(欧米ではたまにあるらしい)。もしかすると今後、ドメインごと素敵に作りこまれたインターネットサイトをプレゼントするというブームがやってくるかもしれない? とにかく、古川さんの誕生日を祝いたい。おめでとう!
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