3月には、驚く程たくさんのメールやFAXが来たのに、4月になってパタリと止まった。やはり作為的な反対運動だったのだろう。
改正条例を再度勉強する機会だったが、改正賛成の私の姿勢は変わらない。
内容を簡単にいえば、「インターネット等のトラブル防止」「児童ポルノの流出反対」は、あまり異論のないところ。
問題は「子供との性行為を描いた悪質漫画」の扱いである。一言でいえば、こうした漫画を描くのも出版するのも自由だが、18歳未満の子供に売らないようにする、という改正内容だから、何も反対される理由はない。
都民に、あの猥褻な性交漫画を見せれば、全員が条例による区分販売に賛成のはずだ。それを、表現の自由の侵害だなんて、あきれてものが言えない。 |
私はこの『東京都青少年健全育成条例改正案』のことを2月中頃に知り、また改正案の原文がネットを通じて読めるようになったその時から、『これは東京都がみんなの首を絞めに来る』というぐらいの衝撃を受けました。
あなたはこの条例案の『原文』をお読みになりましたか?もしかして都の職員、それも警察庁からの天下り職員を受け入れている青少年・治安対策本部の人たちが言っている、一切法的拘束力のない『説明』を事実であろうと受け取ってはいませんか?
私はあの条例案の文面、それも『非実在青少年』なるすばらしい蔑称、それを人権侵害(つまり児童虐待)の問題である児童ポルノと一緒くたに規制するその愚かさ、無礼さ、現実と非実在青少年の区別もつかぬ愚か者は都民か?おたくか?それとも東京都青少年・治安対策本部の皆々様か?作家の癖にいけしゃあしゃあと表現の自由もクソもないとのたまう石原『映倫』慎太郎都知事か?
あきれてものも言えないのは私たちのほうです。以上。