最終更新: 2010/06/01 22:00

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口蹄(こうてい)疫問題 赤松農水相、宮崎県を訪れ東国原知事と今後の対応を意見交換

家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の感染が拡大している問題で、30日、赤松農林水産相が宮崎県を訪れ、今後の対応について東国原知事と意見交換した。東国原知事は、県家畜改良事業団の種牛49頭について、一両日中に殺処分を完了すると述べた。
赤松農水相が、宮崎県を訪問した。5月10日以来、2度目となる。
東国原知事に、28日に成立した新たな法律に盛り込まれた感染拡大防止策や、農家への損失補償などについて説明し、今後の対応などを意見交換した。
赤松農水相は「私どもの力不足もあったと思いますけれども、結果的には、これだけ数を広げてしまったということも含めて、これはもう、おわび申し上げなきゃいけないし」と述べた。
東国原知事は「問題は、この農家さんたちが今後、どうやって再建していくか。地域がどうよみがえっていくのか、いっそう格段のご配慮をいただきまして、ご支援をいただけることを、心からお願い申し上げたいと思っています」と述べた。
その後、東国原知事は、県家畜改良事業団の種牛49頭について、一両日中に殺処分を完了させる考えを示した。
東国原知事は「(種牛49頭の)殺処分については、一両日中に完了する予定でおります。もう、埋却地の試掘、本堀入っておりますので」と述べた。
赤松農水相は「高鍋(町)の事業団の話をして、まずそこがやらなければ、民間の人にあれやってくれ、これやってくれっていうのは無理なんじゃないですかと」と述べた。
県庁をあとにした赤松農水相は、口蹄疫の被害が出ている新富町を訪れ、ワクチン接種の対象となった農家などを視察した。
一方、鳩山首相は、訪問先の韓国・済州(チェジュ)島で、宮崎県を訪れる意向を表明した。
鳩山首相は「激励も込めて、一度伺うべきだと、そのように思っておりますし、政府としても万全を期していくというメッセージも、直接お伝えしたいと」と述べた。

(05/30 18:14 テレビ宮崎)


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