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2009年12月 3日(木)放送
ジャンル人物

反骨の映画監督 マイケル・ムーア

(NO.2827)

内容紹介

 
 

ドキュメンタリーは売れないという常識を覆しヒット作を連発、アカデミー賞を始め映画賞を総なめにしてきた映画監督、マイケル・ムーア。その彼が最新作のテーマに選んだのが、「Capitalism=資本主義」。昨年の金融危機以降、世界を混乱に陥れた元凶は「資本主義」にあるとして、金融界や財界に突撃取材を敢行した今回の映画は、全米では公開後3週間で900万ドルの売り上げを記録するなど話題を呼んでいる。1989年のデビュー以来、企業による大量解雇、産業としての銃社会、そしてブッシュ政権など、一貫してアメリカに巣くう巨大な権力に臆することなくカメラを向け続けてきたムーア監督には、最新作「資本主義」をその集大成と位置づけている。番組では、今回が初来日となるムーア監督へのロングインタビューを行い、権力や社会の矛盾を鋭く告発してきたその制作哲学など、表現者としてのこだわりに迫ると共に、最新作に込めた資本主義と民主主義への思いを聞く。

出演者

  • マイケル・ムーアさん(映画監督)