(cache) 首相、23日に沖縄再訪 辺野古移設を説明へ - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 首相、23日に沖縄再訪 辺野古移設を説明へ

     平野博文官房長官は21日午後の記者会見で、鳩山由紀夫首相が沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題をめぐり、23日に同県を再訪問し、仲井真弘多県知事と会談すると発表した。キャンプ・シュワブ沿岸部のある名護市辺野古を移設先とする政府原案や、訓練の分散移転などによる沖縄の基地負担軽減策を説明し理解を求める。

     平野氏は仲井真知事が求めている政府と沖縄側の移設に関する協議会設置について「知事が求めるなら、やぶさかでない。首相もそういう思いで会談に臨む」と前向きな姿勢を示した。

     一方、辺野古区行政委員会は21日、シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画について、騒音軽減のため滑走路を可能な限り沖合に出した上で、補償や活性化策の拡充を条件に容認すると決議した。ただ、沖縄は県内移設に反対意見が大勢。仲井真知事も困難としており、局面の打開につながるか見通せない。

     沖縄再訪に関し、首相は21日夕、日米両政府が普天間移設の合意文書作成で最終調整に入っている状況を念頭に「知事と現在の政府の考え方をめぐり協議したい」と記者団に説明。平野氏は「5月末に合意していくことについて、県民のさらなる理解を求めたい」と強調した。

      【共同通信】