かあさんのにおい―ある乳児院の光と陰の物語
石亀 泰郎 / 廣済堂出版(1997/09)
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内容(「BOOK」データベースより)
理由があって、母親と暮らすことができない子どもたちを、保母たちは、精一杯の愛情を注いで育てている。そこには確かに、母さんのニオイがしていた。児童福祉法制定50年目の改正をまえに。
内容(「MARC」データベースより)
理由があって母親と暮らすことができない子どもたちを育てる乳児院。母親がわりの保母たちは、精一杯の愛情を注いで子どもたちと暮らしている。子どもたちの様々な表情をとらえたフォトエッセイ集。
本を紹介してくれた人 Maria、ありがとう。
紹介の言葉を引用
もう絶版になっているけど、昔、sidoさんが紹介してくれた時に、すぐに購入したの。sidoさんは、乳児院から来た子どものあまりのおかしさに、乳児院を調べるために買ったらしいのね。
この本には、「後追いさせるのは保母失格」という言葉が出てくるの。
養護施設だけでなく、乳児院でも、乳幼児の頃から、子どもの正常な発達である後追いをさせないの。
| わたしの本棚 つんどくリスト | 06時32分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
ネグレクト家庭の「かあさん」のにおい
丸の内警察署が乳児院につれてきた捨て子、通称「丸の内」くん。三歳の措置変更の時に、二人の保母が乳児院から養護施設に連れて行く。
保母の姿が見えなくて、施設の部屋で泣いている「丸の内」くんを陰からみている保母。
施設からの帰り道、保母の一人が泣きながら言う。
「置き去りにしたのよ、私たちは…」
「…」
「置き去りにされた子どもなのに、また置き去りにしちゃったのよ!」
…
もう一人の保母がいう。
「ばかもん!メソメソするな。プロだろう。子どもを育てるプロだろう」
| Maria | 2007/04/10 07:27 | URL | ≫ EDIT