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「知らない」か、あるいは「間違って覚えている」人間か


「捨てられた命なら、拾われてほしい」
と、思い、ここまで里親さん応援モードの発信をやってきた。

しかし、夫は言う。

「わたしといると寂しい」と。
「里親さんも取り付く島もない凍りつくような、冷たさ」と。

 わたしは少しも寂しくはないが、何故そうなんだろう。考えたところで仕方ない。何かが欠落していると夫から言われる。何が欠落しているか言えない人間が、欠落を語るなんて笑止千万。彼は何が寂しいのだろう、嫌悪でも憎悪でもない、ただ、寂しいのは何故だろう、難しすぎる。

 でも確かにそうなのだろう。

 わたしは思う。温もりを知らない人間は、温もりがなかった事には気づかないだろう。間違った温もりは温もりの修正を試みる事はできるが、知らないのは、さて、どうしたらいいだろう。

 わたしは「知らない人間」か、それとも「間違って覚えている人間」か、どちらかしらない。

 夫はさらに言った。

 「大好きな人に意地悪する子は、自分を見てほしくて意地悪をする」
 
 「でも君みたいに、人に関してどうでもいい人は意地悪をすることも無意味な行動、ゼロか1しかないんだろう、意味のない事はしない、でも家庭育ちの感覚は、その意味のなさにこそ、意味があるんだよ、でも君はそんな事も理解できないだろう」と。

 その通り、理解できない。

 意味なし。

 彼はストーキングの方が理解できるらしい、捨てる人間よりも。でもストーキングする人は好きな人に嫌がらせする。それは一体どういう心理?わたしは、自分から誰かを好きになる必要を感じた事がない。人間関係は、その場で清算、つまりその時必要なスキルを与えればそれでいい。お互い様。

 割り切れるか、余り有りでも納得いく発想で考えたい。

 それも又冷たいか。

 文章にすると確かに温かいとは言えないかもしれないが、何かに対して執着しないという事は、空っぽかもしれないけれど気楽で、とても軽い、羽のような人生を送れる事と思った。

|  整理中の課題&記事 | 09時48分 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

同じ太陽系システム内とは考えてなかった・・・

 
 こんにちは、今日も太陽の光がまぶしいです。素敵な文をありがとうございます。わたしは単なる一個の恒星です。わたしの意識では、周辺を周回軌道を辿る惑星との関係性をあまり考えた事がありませんでした。

 わたしがたWolfさんから「200万光年離れている」と言われるのも理解できます。わたしは遠くの自ら強く輝く光に心惹かれるけれど、けして交わる事がない事がない事も知っているような気がします。
  
 あなたも含め、ここへ来て記事を読んで下さる人々をどちらかというと彗星のように感じた事はあるのですが。いえ、彗星も長い周期で戻ってきますから厳密には違いますね・・・。みな、自分の銀河系を持っているように思います。

 でも、自ら変化しなくてはならない事も確かにありますね、アドバイスを感謝します。

| レイ@Lukeさんへ | 2007/03/21 12:33 | URL | ≫ EDIT

レイさんと惑星たち

とある星たちは、太陽の魅力に引かれて、
いつの間にか、太陽の周りを回り始めました。

その後、それぞれの惑星は、自分から太陽の周りを回り始めたことを忘れ、
太陽が自分の周りを回っていることが当然のように思いはじめました。
そして、太陽がもっと温かかったらよかったのにと不満を感じ始めました。
特に、太陽から近い惑星ほどそのように感じていました。
太陽から遠い惑星たちほど、自分から太陽を選んで回ることにしているので、
自分が太陽の周りを回っていることを忘れませんでした。
はじめ太陽は、惑星たちの不満がわかりませんでした。
惑星たちが不満を言ってくれたので、自分が悪いのかと考え始めました。
でも自分は自分なので、急に温度を上げることはできません。

でも、本当は、太陽に近い惑星ほど、
自分が太陽の周りを回るのではなく、
太陽に自分の周りを回ってほしいのではないでしょうか?

自分の温度を上げるのではなく、
惑星たちが周りを回るのではなく、
太陽は自分で、
惑星の周りを回ることができないのでしょうか?

私は、このようなコペルニクス的な転換を、
「平和を願う祈り」の中に感じたのです。
このようなフレーズの中に、
「自分を捨てて初めて 自分を見出し 赦してこそゆるされ 」
このようなコペルニクス的な転換を感じましたので、
コメントをした次第です。

| Luke | 2007/03/21 09:41 | URL |

親記事の工夫が足りなくてすみません

 レスコメントをどうもありがとう、ちびこさん。そうですね、日本の男性は独特なところがあると思います、それを一口で言うのは難しいんだけれど、よく近所の年配の人などが「家には大きな息子がいる」と言っていたりしますね。

 女性は全てではないと思うのですが、夫を大きな息子として扱うような、世話を焼くような事が主体になるようです。

 わたしにとってははじめての家庭なので、比較対象はないのですが、男性は日本の人の場合はかなりの確立で母親から妻にその役目をスライドさせているようなところがあるようです。

 ただ、今回の親記事で工夫すべきでしたが、夫とWolfさんやMariaが、3人ともわたしについては「冷たい、イケズ、荒涼」と表現しています。それが現実であるならば「どういった部分が冷たいか」などなど考えをもっと突き詰めないと、特に一緒に住んでいる夫は苦労し続けることになるかな?という反省もありながら、整理もしていけたらと思い、ちょろっと書いたのですが、愚痴っぽくなってすみませんでした。

 時々夫との会話を例題にしたりしますが、そこまで深くは(わたしが)悩んでいないので大丈夫です。でもこういった事を「無愛着の観点」から、発展して論じていければと思います。

 書き散らかしたメモも、いつか集合して大きな文書になれば、養護施設だけで育つとどんな人間が育ちやすいかを体系的にまとめられるかな(・・・わたしじゃ無理かな)などと考えています。

 返事としてはズレてしまったかもしれませんが、落ち込んでるわけでも悩んでいるわけでもないですから安心してください。いつも本当にありがとう。

| レイ@ちびこさんへ | 2007/03/19 22:36 | URL | ≫ EDIT

電話電源入れてなかった・・・


 そういえば今日は誰とも話してなかったっけ。さっき電源入れたから、少し話せたね。いつも忘れてごめんね。

| レイ@Mariaへ | 2007/03/19 22:24 | URL | ≫ EDIT

気分を害してません


 Lukeさん、こんばんは。わたしのブログで温かさ・・・ですか。なるほど・・・。それは冷害を受けない距離だからですね。近い人はかなり被害をこうむっているようです。

 今日の記事は少し表現を工夫すべきだったかなと反省しています。夫とWolfさんやMariaがわたしについて表現する時、それほど彼らには差がありません。

 それについて、「人が寂しさを感じる時」とは、どういう時なのか・・・と考えています。わたしは基本的に寂しいという感情がうまく沸いてこないようです。
 
 それもまた、わたしについてのブラックボックスで興味深い点でもあります。

 またまた興味深いリンク先ですね。今日は黙示録じゃなく福音書を久しぶりに読んでみますか。 

| レイ@Lukeさんへ | 2007/03/19 22:22 | URL | ≫ EDIT

続きです。

アメリカ人はそんなこと言わないしね。
日本人と比べて、
精神的に大人だよね、多くのアメリカ人は。
寂しかったら寂しいって言うだろうし、
「寂しい時、どうして欲しい?」って聞いたら
本人がして欲しい事、はっきり言うしね。

これって、日本人特有の言わないでも他人の気持ちを理解して、どうすれこうすれってことなのね。
私の言う事、わかるかな?

大雑把な私は、レイさんの旦那さまにそう言われたら、
時にはうざいと言うかも・・・。

こんなこと、言っていいのかな?

後は、レイさんの文章を読んで
あなたの心が揺れているような気がしたので
心配です。

大丈夫ですか?



| ちびこ | 2007/03/19 18:24 | URL | ≫ EDIT

レイさん、あなたの旦那さまの言うことも私は理解できますが、「おぬし、何歳じゃい!」とも言いたい気持ちです。

日本の男の考えること、言う事、たまに幼稚だなぁと思います。まぁ、ママっ子ならしょうがないですが・・・。

私がそんなこと言われたら、どうなんでしょうね。
ただね、愛と憎しみって紙一重って言うじゃない?
これってわかる?

殺したいほど、好きになった男の人っている?
(う・・・ん、これは適切な質問ではないかな?)

そのね、愛と憎しみが紙一重っていうのが
なんとなく理解出来たら、旦那さまの言う事、
ちょっと理解できるかも。

でもね、結婚生活してて、そんなことレイさんに言うなんて
旦那さまもレイさんに甘えてるのね。
彼が甘えて言ってるのってわかりますか?

| ちびこ | 2007/03/19 18:13 | URL | ≫ EDIT

電話の電源を切らないで

レイちゃん、朝から全然電話が通じないわ。お願いだから、電源を入れてちょうだい。

| Maria | 2007/03/19 18:02 | URL | ≫ EDIT

でも、この温かさは何だろう?

レイさんのブログを読んでいて、冷たさよりも温かさを感じている私です。
そもそも、冷たい発言をしていたなら、コメントも書こうと思わなかったでしょう。

「大好きな人に意地悪する子」の、
「その意味のなさにこそ、意味があるんだよ」というご主人の言葉もわかります。
シスターを好きになってしまった少年のような、そんな感じを受けたのですが、
気分を害してしまったら、どうかお許しください。

先日、マリア・テレサのDVDを見ました。オリビア・ハッセーが演じている映画です。
その映画のエンディングで流れている、
聖フランシスコの「平和を願う祈り」を思い出しました。
http://www.aritearu.com/Influence/Francis/Francisword/Francisword.htm#2

| Luke | 2007/03/19 12:27 | URL |














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