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100畳の大だこ空舞う…滋賀県で八日市大凧まつり

滋賀県東近江市で開かれた「八日市大凧まつり」で空を舞う100畳大の大だこ

 100畳大の大だこを揚げる恒例の「八日市大凧まつり」が30日、滋賀県東近江市の愛知川河川敷で開かれ、観客約3万3000人が、快晴の空に舞った大だこを見守った。

 この日は、地元住民ら約140人が午前中から3回揚げようとしたが、うまく風に乗らなかった。「もっと引っ張れ」の大きな声が響く中、4回目の挑戦で縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロの大だこが150メートルの高さに舞い上がり、約4分半、ゆったりと空を舞った。

 大だこの図柄は3年ごとに決めるテーマに合わせて1回制作し、文字と絵を組み合わせてメッセージを込める。今年が3年目となる現在のテーマは「生きる」で、タカの絵などを使って「共生」を図案化している。

 八日市大凧会館の学芸員鳥居勝久さん(45)は「みんなの力で揚がり、着地も良かった」と語り、3年間をうまく締めくくったと満足げ。来年からのテーマは「健康」で、今夏から新たな大だこ制作が始まる。

[ 2010年5月31日付 ]

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