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Bs日高“日本一ユニ”で復活!先制ソロに好リード

1日限定復活の95年当時のユニホームで白星を飾り、ハイタッチをかわす日高(左上)らオリックス・ナイン

 <オリックス3−1ヤクルト>15年前をほうふつとさせる雰囲気を裏切らなかった。「がんばろうKOBEデー」と銘打たれたこの日、オリックスの選手が身にまとっていたのは阪神淡路大震災の起きた95年に「がんばろうKOBE」を合言葉にパ・リーグを制し、96年に日本一になった復刻版ユニホーム。当時のスタジアムDJのアナウンスが響く球場で、接戦をものにした。

 貴重な先制点をたたき出したのは、95年に入団し、当時のユニホームを着たことのある日高だった。2回1死から、由規の直球をファンが埋め尽くす右翼席へと放り込んだ。「久々すぎてびっくりした」と驚く4月14日以来の2号ソロ。守っても存在感を示した。開幕から先発マスクを任されながら、投手陣の大量失点が続き4月23日には2軍に降格。「それをバネにして、悔しい気持ちを持ってプレーするようになった」と屈辱を糧にしてはい上がった。

試合結果

[ 2010年5月31日付 ]

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