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【虐待はどんな傷を残すのか】「私はサンドバッグ…気絶するほど殴られた」「ささいな言葉が救いに」 読者の反響次々 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:児童虐待を考える
一方、虐待の残す傷が考えられているよりずっと深く長く、人の心をむしばんでいるさまもうかがえた。
43歳の男性は乳幼児期に祖母から虐待を受けたといい、《会社で働いていながら、なぜ自分は他人より劣っているのだろうと強烈な劣等感に悩まされてきた。幼少期の虐待は確実に一生涯、その子供に影響を与えると思う》。
35歳の女性は《親との関係で悩み、社会に出てからは他人と比較して通常の人格形成ができていないことに悩む。35歳になっても自分の価値が見いだせない》と訴えた。
また、虐待の世代間伝達を止められた女性の「あなたは、あなただよ」という言葉に共感が集まった(第2回「『お母さん!』と絵は叫ぶ」)。33歳の主婦は《当たり前のこと、ささいな言葉が人を救うこともあると改めて感じた。こうした体験をもっと聞きたいと思った》とつづった。
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