出版社/著者からの内容紹介
著者からのコメント
本書が「アフィリエイトのイメージアップ、業界の改善につながる」と思ってくれた人にお願いがあります。どうか多くの人にこの本を薦めてください。ネット上で紹介してくれるのなら、もちろんアフィリエイトで。また、できればAmazonにレビューを投稿してください。
「この本はダメだな」と思ってくれた人も、ご自身のサイトで紹介したり、レビューを投稿していただけるとありがたいです。悪い評価だったとしても、話題にすらならないよりずっと良いです。
私が印税で儲かるのが嫌だというのなら、ご安心ください。私は本書の印税収入をすべて、本書の広告で使い切ることをお約束します。私の目的は印税ではなく、多くの人に事実を知ってもらい、みんなの意識が変わり、アフィリエイトが浄化されることです。書籍で発表したのは、ネットをしない人にもアプローチする必要があったからに過ぎません。
アフィリエイト業界関係者の中には、結婚式などで「アフィリエイト関係の仕事です」と堂々と言えない人もいるでしょう。
アフィリエイトのイメージが良くなると、多くのアフィリエイト業界関係者に「誇りを取り戻す」というメリットがあります。サイト運営者が収入を得て、さらに良いサイトを作っていくサイクルを生み出し、多くの人が良いサービスを無料で受けられると最高じゃないですか。
アフィリエイトのイメージが上がって、多くの広告主がアフィリエイトから去っていかないことを祈ります。
アフィリエイト収入で会社まで持つことができた自分が、少しでも恩返しできたらと思って書いた本です。私にできて、アフィリエイト浄化に一番効果を発揮すると思ったのが、こういう本を書くことでした。これでも関係各所が動かないで、何も変わらないなら悔いはありません。
著者について
2000年 希望していたゲーム制作部門への配属をあきらめてセガを退職。
ウェブデザイナーとしてデザイン事務所に勤務。プライベートでアフィリエイトに取り組み、数年で給与と広告収入が逆転。
2004年 有限会社AbiStudio.com代表取締役。
自身で企画・制作したメディア運営が主な事業だが、ネットショップの運営やコンサルティングも手がけている。宮本茂とヤコブ・ニールセンを崇拝しているユーザー本位主義者。
About this Title
●「アフィリエイトは怪しい」と思っている人へ
誰も言ってこなかった問題と真実を洗いざらいぶちまけます。
正直言って、数々の問題事例を紹介するのは、さらに真似をする人が増えるのではないかという心配もあります。あまり知られていない問題を紹介することで、アフィリエイトのイメージがさらに悪くなることもあるでしょう。
しかし、出てしまった問題を隠す組織は、さらに信用を失います。業界としてそれらの問題を把握し、非を認めて、対策に向かっているのだという姿勢を示さないと、一般の方には信用してもらえないと思っていますので、あえて書く方向を選択しました。広く知ってもらうことによって、関係者が対策せざるを得ない状況を作り出したい狙いもあります。
●「アフィリエイトでもっと稼ぎたい」と思っている人へ
稼ぐためのヒントをお教えします。
ヒントというのは出し惜しみということではなく、ぶれない根っこの部分をあなたなりに応用しないと稼げないからです。
例えば、売れない漫画家が売れるノウハウを欲しがったとします。売れているマンガはたくさんありますので、見本には困りません。しかし「売れているマンガを参考にすれば良い」といっても、そう簡単に描けるものではありません。アフィリエイトもこれと一緒で、売れている要素(ぶれない根っこ)を分析して、そこに自分のテイストを盛り込んで実践しないと、ヒットは飛ばせないのです。
マンガや音楽と同じです。アフィリエイトで「簡単確実に稼ぐ方法」はありません。
アフィリエイトというのは、ほとんどの人が大して儲かりません。これはピラミッドの頂上だけが儲かる仕組みになっているとかそういうことではありません。マンガや音楽のようにスタートが簡単なだけに、単純にライバルが多く、更に難しい仕事だからです。
簡単にお金が欲しかったら、近くのコンビニなどでアルバイトをした方がよっぽど効率的です。儲からなくても漫画や音楽を趣味で続けられる人には、持久力ではなかなか勝てません。アフィリエイトで稼ぐのがどれほど大変かは、最後まで読んでいただければご理解いただけると思います。