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JR西 新ビルに農園 環境配慮の大阪駅新構想

来年春に完成する大阪駅橋上の「時空の広場」のイメージ図 JR西日本は28日、来春開業予定の大阪駅新ビルについて、電車の発着を眼下に眺められる橋上駅広場の設置や農園、太陽光発電などを取り入れる構想を明らかにした。

 広場は南北のビルと連絡通路部分など屋内、屋外合わせて8カ所を整備し、人の集まる空間を演出する。「水・緑・エコ」などをテーマに、水辺や緑地のほか太陽光発電や風力発電を取り入れ、環境を意識したデザインとする。

 農園は新北ビル14階の緑地部分約250平方メートルに設置し、駅利用者の憩いの場や貸し農園としての利用を検討しているという。

 南北のビルを5階でつなぐ橋上駅部分には約3千平方メートルの「時空(とき)の広場」を整備。全天候型の大屋根で覆い、駅利用者の回遊性を高めるほか、ホームから吹き抜けにして電車の発着を見られるようにする。また、各広場には待ち合わせなどに活用できるようテーマに合わせた時計を設置する。

【写真説明】来年春に完成する大阪駅橋上の「時空の広場」のイメージ図

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