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護送車から逃走男に実刑 知人ボコボコにして京都まで運転させた

 恐喝容疑で逮捕された後、愛媛県警の護送車から逃げ出し、知人に逃走を手伝わせたとして、恐喝や犯人隠避教唆の罪などに問われた住所不定、無職安倍健史被告(27)に松山地裁は1日、懲役3年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

 伊藤隆裕裁判官は判決理由で「知人が逃走の手助けを拒むと、顔を殴り、無理やり車を運転させるなど犯行は危険で悪質」と指摘した。

 判決によると、安倍被告は2009年7月、知人から40万円相当のバイクを脅し取ったほか、同年11月、逃走中に同県今治市から別の知人に電話をかけて逃走の手助けを依頼。車で京都まで送らせ、宿泊先を提供させたとしている。

 安倍被告は09年10月31日、護送中に手錠と腰縄を外して車の窓から逃走、約2週間後に京都市内で身柄を確保された。県警は車内で両隣に座るなど適切な対応をしていなかったとして、同乗の警官2人を停職1カ月の懲戒処分とした。

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