2010.6.1 11:28
鳩山政権の目玉政策である子ども手当の支給が1日、富山県朝日町など1道2県の7町村を皮切りにスタートした。2010年度は、中学生以下の子ども1人当たり月額1万3千円が金融機関口座への振り込みなどで支払われる。支払い予定日は自治体ごとに異なり、月内に全国で順次実施される。6月支給は4、5月の2カ月分。
厚生労働省によると、1日に支払う町村はほかに北海道の仁木、由仁、秩父別、東川、中川の5町と新潟県粟島浦村。対象者に窓口で直接手渡しする富山県朝日町ではこの日、朝から町役場に父母らが受け取りに訪れた。
このほかでは、10日を予定している自治体が約半数を占め、20日までには大半で初回支給が行われる見通しだ。対象となる子どもは児童手当より約500万人増え1735万人、給付費総額は年2兆2554億円。