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逆上がりも水泳もダメけど…15歳セッターは日本バレー期待の星

15歳でバレーボール女子日本代表候補入りした宮下遥(中央)
15歳でバレーボール女子日本代表候補入りした宮下遥(中央)
Photo By 共同

 バレーボール女子日本代表候補に大阪国際滝井高1年で15歳のセッター宮下遥(岡山シーガルズ)が選ばれた。1984年ロサンゼルス五輪銅メダルメンバーで、15歳で代表入りした中田久美と比較され、期待を集める逸材は「先輩の技術を自分のものにしたい。すべてが勉強」と初々しい。

 三重県桑名市出身。ママさんバレーをしていた母真紀さんの影響でバレーを始め、中1でセッターに。安定したトスワークでみるみる評価を上げ、大阪国際大和田中3年だった昨年、国内トップのプレミアリーグでデビューした。高校ではプレーせず、現在は岡山のチーム寮で生活。大阪にある学校にはたまにしか通えないが「みんなとお弁当を食べたりするのが楽しみ」と笑う。

 「逆上がりもできなければ、水泳もできない」と本人は頭をかくものの、176センチの体を生かした高い位置でのボールさばきはぴか一。日本代表の真鍋政義監督は「(代表のセッター)竹下(佳江)から貪欲に学べば、すぐにうまくなる」と期待を寄せる。

 同じ94年生まれにはスピードスケートの高木美帆(北海道・帯広南商高)やフィギュアスケートの村上佳菜子(愛知・中京大中京高)ら世界の舞台を踏んだ選手がいる。宮下は「これからのことを考えて、経験を積むために選ばれたと思う」と冷静だが、バレー界の新星も脚光を浴びることになりそうだ。

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