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2010年5月31日(月) 19:30 |
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岡山産トマト使ったデザートが金賞
岡山の缶詰工場でつくられたデザートが海外で賞を受賞しました。 そのデザートとはあるものが丸ごと入ったゼリーで、評価されたのは「意外性」です。 あるものとは一体何なのか、そして思わぬ商品誕生の経緯がありました。
甘い透明なゼリーの中に丸ごと入った赤い実です。 実はこれ、岡山産の桃太郎トマトを丸ごと入れたゼリーなんです。 トマト独特の青臭さがなくフルーツのように味わえるという意外性が評価され、31日ベルギーの民間団体が行う「モンドセレクション」で金賞を受賞しました。 開発したのは岡山市の果物の缶詰製造会社です。 この甘いトマトゼリー誕生の経緯は意外なところにありました。 月に4日行われるトマトゼリーの製造。 トマトの特有の匂いを取るため1個ずつ丁寧に湯むきし、更に1ヶ月間シロップに漬け込むのがポイントです。 また使用するトマトは全て岡山県産で通常店頭に並んでいるものよりもかなり小ぶりなサイズです。 これはトマトを工場に提供している生産農家にとっても非常に有り難いといいます。 世界で認められた岡山発の新商品、岡山の食材が全国に広まっていくチャンスを大いに秘めています。
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