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2010年5月31日(月) 19:30 |
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口蹄疫を防げ、対策と連携を確認
宮崎県で事態が深刻化している口蹄疫について、中国地方知事会議や岡山県と市町村の連絡会議が相次いで開かれるなど、対策と連携の強化が進められています。
このうち中国地方5県の知事が集まり岡山市中区で開かれた知事会議では、宮崎県で事態が深刻化している口蹄疫について感染が拡大しないように防疫対策を、さらに徹底するよう国に要請することなどが決まりました。 また、中国地方で口蹄疫が発生した場合には、それぞれの県で情報を共有し獣医師の派遣などを協力して行っていくことなどが確認されました。 中国地方知事会では口蹄疫の防疫対策の要請をできるだけ早く国に行う方針です。 一方、赤磐市では口蹄疫への対策を岡山県と市町村が話し合う連絡会議が開かれ、関係者らおよそ100人が参加しました。 会議では宮崎県内での口蹄疫の発生状況について報告があった後、県の対策について説明がありました。 対策としてエース級の種牛を分散して飼育することに加え、来月末までに消石灰などを追加配布することや、各市町村に一台ずつ消毒用機材を配備することが伝えられました。 県では、畜産農家に消毒に対しての意識を徹底してもらうよう、防疫体制の強化を呼びかけていく方針です。
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