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2010年5月31日(月) 19:30 |
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岡山市の第三セクター部長らを処分
岡山市が出資する第三セクター「岡山コンベンションセンター」の統括部長ら3人が、自らの立場を悪用し、不正に利益を得ていたとして31日付けで懲戒解雇などの処分をうけました。 岡山コンベンションセンターでは、刑事告訴や損害賠償請求などについても検討しているということです。
31日付けで懲戒解雇などの処分をうけたのは、岡山コンベンションセンターに勤める50代の統括部長ら3人です。 岡山コンベンションセンターは、所有する岡山駅西口パーキングの管理などの業務を民間の会社に委託していました。 その際、統括部長は中間業務を行うとして知人から譲り受けた実態のない会社を、センターとこの民間会社の間に入れることで2006年からおよそ3年半、不正に利益を得ていたとされています。 岡山コンベンションセンターでは、以前の委託料に比べ3年半でおよそ3400万円多く利益を得ていたとしています。 今年3月、岡山市が岡山コンベンションセンターの業務内容を点検した際に、不適正な会社運営が明らかになったものです。 岡山コンベンションセンターや出資している岡山市などが委員会を設置し調査したところ、実質的な運営の権限が統括部長にあり、課長や係長は統括部長の指示の下で書類の作成などを行っていたということです。 事情聴取に対して統括部長は「金は自分の判断で使った」と話しているということです。 岡山コンベンションセンターでは、このほかにも統括部長による不正な運営が4件から5件見られるとし、統括部長が金を何に使ったのかなど詳しく調査を進めるとともに、刑事告訴や損害賠償請求などについても対応を検討しているということです。
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