児童養護施設で4月より家族療法
引用元:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070111/20070111_006.shtml 西日本新聞 児童養護施設「和白青松園」(福岡市東区三苫)が4月から、同園に預けられている子どもと親の絆(きずな)を取り戻す「家族療法」を実施することが10日、明らかになった。心理療法士を常勤させてカウンセリングを行うほか、同園近くのマンションの1室で、離れ離れに・・ |
もし「わたしの実親のように機能しないどころかやる気もなく、しかも将来面倒見てもらう為だけに施設へ預けるタイプの親じゃなく、もし、ちゃんと子どもの事を考えている引き取るまでのちゃんとした知識を求めて実践したい実親」がいたとしたら・・・。
・・・自分の実親のパターンからは離れて考えてみよう。
子どもを児童養護施設へ一度入れてしまったら、実際の引取りをゴールとした時の現実がいかに険しいかを、ぞーうさんのブログからうかがい知る事ができた。具体策がきちんと浮かばない会話ばかり、無駄に時間ばかりが流れてゆくようなやりとり。施設へ預けているのだから、もう問題は解決しているよと親をたしなめている児童相談所の職員の印象をわたし個人は持った。
本当に子どもを取り戻したいと思っても、その為の具体策、支援がなく、就職から病気治療から多岐に渡る親の問題にじっくりと取り組む為のトータル機関がなければ、親がいくら子どもを迎えにいきたいと願っても階段を一つ一つ上がるように問題を処理していくのは大変難しいと思う。その間、もちろん子どもは長期入所を余儀なくされるのだし。
こういった観点からも、わたしは家庭生活を知ってもらいたいという願いがあるので、親が育てられない子どもを里親家庭へと願っている。というのは、実親を持つ場所を何処にするかという点について深く考えたいからだ。たった一度の子ども時代を童養護施設だけで待ち続けるか、それとも里親家庭も視野にいれるか。実親を待つ間、養護施設だけしか選択肢がないかのような現状を憂えているのだ。
引用したこの記事の児童養護施設の試みは、わたしにとってはまだ白紙で、ちゃんとしたイメージが沸かないので、コメントは控え、紹介するに留めるものである。
ただただ、実親も里親も子ども達も情報がほしいのだ。しかも正しい情報が・・・。
| 気になる記事のCLIP2007 | 10時23分 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
初めての試みなので、このような話が出てきただけでも評価に値するのかもしれません。色んな親子支援の形を模索している段階かと思います。
| レイ@うみぼうずさんへ | 2007/01/15 08:43 | URL | ≫ EDIT