PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

2006年に想う事、つらつら

 何よりも新聞記事で取り上げられる事が多くなった

 一見児童養護施設内の虐待が特に増えたように見えるけれど、そうではなく、ようやく元々当たり前のように体罰が行われている現状が、世の中に触れるようになってきたという事でしかない。

 養護施設が虐待家庭から保護される為(だけ)の場所だという思い込みの壁がある限り、指導員による指導の名の下、何が行われても鵜呑みにされがちな状態に立ち向かう事は難しい。でも最近は、外の世界を知る人々が介入し始めた事もあり、旧態依然の軍隊調、刑務所風な施設生活をオカシイと感じ、きちんと立ち向かう人々が情報を出すようになった。

 新聞記事、とくに地方の新聞記事を書き続けて下さる記者の皆様の想いに絶えず触れながら、わたしも深く胸に呼び覚まされるものがありました。そういう意味では情報提供をしてくださる方々にはありがたい気持ちを持ちます。

 養護施設出身者当事者という言葉があります。
 
 最近はこの養護施設出身者、当事者に含まれる人たちも、必ずしもわたしのような感じ方をする人ばかりでない事は、各々の措置理由や施設での体験(特に虐待などを受けたか、施設を覚えていない程、軽い存在だった)など、固有の理由により、施設当事者たちの声も違ったものである事を、わたしも納得しています。
 
 ただ、わたしはわたしの気持ちと、主観が伴う意見などを朴訥ながら語る事で、施設出身者当事者としての立場を明確にして語りたいと思います。 

|  整理中の課題&記事 | 09時51分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














http://escapeorgoodfight.blog85.fc2.com/tb.php/18-3a6cdfee

PREV | PAGE-SELECT | NEXT