メキシコ湾原油流出、英BPが新作戦開始へ-ハリケーンの影響懸念も
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米史上最悪となったメキシコ湾での原油流出事故で、英石油メジャーBPは30日、流出食い止めのための新たな作戦にとりかかると明らかにした。作戦の結果は、1週間ほどで判明する予定である。
同社は、これまでの原油流出阻止作戦「トップキル」が失敗に終わったことから、新たな作戦として原油の流出口にフタをし、原油を海底から吸い上げて海面で回収するという「LMRP」作業に着手するという。作業には4-7日を要する見通し。
一方、北米ではハリケーンの季節が近づいており、強風や高波の影響による原油流出の範囲拡大が懸念される。
ブラウナー米大統領補佐官(エネルギー・気候変動担当)は同日、同原油流出事故について、流出は8月まで続く可能性があるとの見方を示したうえで、政府は「最悪の事態に備えている」と述べた。
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