イスラエル、ガザ支援船団拿捕…銃撃9人死亡【エルサレム=加藤賢治】イスラエル沖の地中海で31日、パレスチナ自治区ガザへ向けて支援物資1万トンを積んで航行していたパレスチナ支援団体「フリー・ガザ・ムーブメント」の船団をイスラエル軍の特殊部隊が強襲。イスラエル軍によると強襲の際に、支援団体側の少なくとも9人が死亡、34人が負傷した。 国際社会も民間人に多数の死傷者を出したイスラエルの対応に非難を強めており、国連安全保障理事会はこの問題を協議する緊急会合を米東部時間31日(日本時間6月1日)に開催することを決めた。 フリー・ガザ・ムーブメントは、トルコやギリシャなど五つの人権団体で構成し、イスラエルによるガザ境界封鎖への抗議を掲げている。今回は6隻にトルコや欧州のパレスチナ支援者約600人が分乗し、30日午後、集合地点のキプロス沖を出発した。 イスラエル軍は、公海上で、6隻が停船命令を無視したため拿捕することを決め、海軍特殊部隊による各船の強襲に踏み切り、その際、船団を組んでいた1隻のトルコの船で発砲を受けて、銃撃戦になったと説明している。 (2010年6月1日01時02分 読売新聞)
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