三重

　県教職員組合（三教組、細井篤志中央執行委員長）の第４９回定期大会が２９、３０の両日、伊賀市下柘植のふるさと会館いがで開かれた。約３５０人が出席し、朝鮮学校も含めた高校無償化を求める特別決議などを採択した。

　決議では「『弱者・少数者の視点』こそ大切にしなければいけない」と無償化を強く求めた。また、米軍普天間基地の移設問題についての「深い憂慮」も表明した。

　３０日は、今夏の参院選三重選挙区に立候補する民主現職の芝博一氏が来賓としてあいさつし、政治とカネの問題などを謝罪したうえで「みなさんにご期待いただいた新しい政治の流れは着実に前に進んでいる」と支持を訴えた。【伝田賢史】

〔三重版〕