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【長野】

白熱、子ども騎手に声援 大町で草競馬大会

2010年5月31日

中央競馬顔負けの激しいレースを展開する草競馬=大町市常盤で

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 北アルプスのふもとを競走馬やポニーなどが駆け抜ける「大町市観光草競馬大会」が30日、同市常盤の高瀬川河川敷の特設馬場であった。中央競馬に負けないくらいの白熱したレースに初夏の大北地域がにぎわった。

 かつては、同所近くの仏崎観音寺の奉納競馬だったとされ、20年ほど前からは市などでつくる実行委員会が開いている。

 レースには、県内や愛知、岐阜県などから約50頭が参戦。体格や種類ごとに分けられた馬は、それぞれ1周500メートルのコースを1〜7周して勝敗を競った。

 子どもたちが騎手を務めるポニーの部では、途中で走るのをやめて歩いてしまう馬も。また、豪快な砂煙を上げて疾走する競走馬の部では、騎手が落馬したりする場面もあり、詰めかけた大勢の観客らは展開の読めないレースに「がんばれ」と力いっぱい声援を送っていた。 (今泉慶太)

 

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