スペランカー三宅議員の転倒騒動にネット大荒れ

民主党の三宅雪子衆院議員（45歳）が12日、衆院内閣委員会の採決時に転倒し、右足にけがを負った騒動がネット上で大きな波紋を呼んでいる。

三宅議員は、採決時の混乱のなか、自民党議員に背後から押される形で転倒し足を強打したと主張。院内の医務室と都内の病院で診察を受けたところ「右膝打撲および右膝関節挫傷で全治3週間」と診断され、翌13日の国会には車いすで現れ、議場では松葉杖を使用していた。

しかし、動画サイトに転倒時の映像がアップされ、その映像では三宅議員が誰かに背中を押されていることが確認できなかったことから、ネット上にて「自分から倒れたようにしか見えない」「突き飛ばされたように見えんのだが」などと同氏の主張を疑うコメントが殺到。動画を見たうえで「どう見ても突き飛ばされてた」「三宅はわざと転んでないと思う」と意見するネット住民も少数ながらいたが、ほとんどが「自作自演」を疑う意見だった。

2ちゃんねるのニュース速報＋板では、この騒動に関連するスレッドが50以上も立てられ、ネット上では久々の「祭り」状態となった。また、同氏は「史上最弱のゲームキャラクター」にたとえて「スペランカー三宅」と呼ばれ、転倒シーンに「スペランカー」のゲーム音楽をのせた動画や、「スペランカー」のキャラに仕立てた動画も作られてしまった。

三宅議員は16日、自身のブログにて転倒騒動について弁明、自作自演疑惑に反論をしたが、相変わらずネット上では三宅議員を疑う意見が大多数を占めたままである。ちなみにだが、この騒動に関するスレッドで、12日の委員会で採決された「国家公務員法改正案」について語られることはほとんどない。
（R25編集部）

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