姫路・西播磨
学生が町づくりお手伝い 佐用の小規模集落を調査
小規模集落の生活課題を明らかにしようと聞き取りする学生ら=佐用町内 |
関西学院大や姫路独協大の学生らが兵庫県西、北部豪雨で被災した佐用町で、防災と交通をテーマに聞き取り調査をした。延べ約80人の学生らが22〜26日、町内20集落の402軒を回った。
同町では、過疎化、高齢化が進み、集落機能が低下する恐れがある。町と、住民組織の町防災に強い地域づくり推進協議会が現状把握のため、学生たちに依頼。高齢者率50%以上の小規模集落と、食料品や雑貨を積んで巡回する移動販売車の実験地域などを対象にした。
調査の設問は12問。町が実施する循環バス「さよさよサービス」や移動販売車実験、水害時の生活情報への満足度などを問うため一軒一軒聞き取りをした。学生たちが約1週間後に集計し、報告書を町などに提出。まちづくりに役立てられる。
被災直後から現地で情報発信にかかわる榊原昌彦さん(23)=関西学院大学大学院1回生=は「不便な場所でも『住み続けたい』という人が多く、郷土愛の深さを感じた。住みたい人が住み続けられるまちづくりを続けてほしい」と話していた。
(安田英樹)
(2010/02/27 09:15)
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