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Twitter Send 2010/05/30 16:53 KST
「北は130トン級潜水艇保有」、国防部が説明資料


【ソウル30日聯合ニュース】北朝鮮の国防委員会が先ごろ、130トンクラスの潜水艇を保有していないと主張したことに対し、国防部は30日、北朝鮮が数年前に中東の特定国に輸出した事例を確認したほか、同潜水艇が識別できる写真も確保していると反論した。韓国海軍哨戒艦「天安」は、130トンクラスの潜水艇から発射された魚雷で沈没したものと結論付けられている。

 国防部は説明資料で、韓米が北朝鮮の潜水艦艇を区別するためヨンオ(サケ)級(130トンクラス)、サンオ(サメ)級(300トンクラス)と命名しており、北朝鮮では使用していないかもしれないが、これは世界的に通用する名称だと説明した。

 哨戒艦が魚雷で攻撃されたならガスタービン室は跡形もなくなるはずで、これを公開すべきだとした北朝鮮の要求には、ガスタービン室は発電機、油水分離装置、屋根などが破損しており、燃焼室と圧縮機の一部だけが残っていると説明し、関連写真を公開した。

 また、現場付近で回収された魚雷の一部に「1番」の表記があったことに対し、北朝鮮は魚雷に「番」という表記は使わないと主張したが、国防部は脱北者らに確認した結果、「号」と「番」の両方を使うことが確認されたと説明した。

 国防部のチャン・グァンイル政策室長は、北朝鮮の主張は虚偽、ねつ造による宣伝・扇動の意図が含まれており、いちいち反論する価値も感じないが、誤解が生じかねないため説明したと述べた。その上で、北朝鮮は自国の犯行であることを認め、責任者の処罰と再発防止を約束すべきだと重ねて促した。

japanese@yna.co.kr