社会・くらし
「常和の命水」にクラシック聴かせる [伊那毎日新聞]
波動値が世界でトップクラス
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(2006/2/19)
伊那市にある建設業「織建」の織井常和社長が代表を務める水製造・販売「いすゞ」は2月から、クラシック音楽を聴かせた南アルプスの深層水「常和の命水(ときわのめいすい)」を郵送用に売り出している。波動値が自然水の中で世界トップクラス。波動値は、人間も含めて物質が発している目に見えない超微弱エネルギー(波動)を数値化したもので、健康な人は高いといわれる。味も「さらっとしてまろやか」と評判だ。
クラシックを聴かせたワインや焼酎、牛乳などがあることから、水はどうかと考えた。心をいやすモーツァルトの交響曲第40番を選び、命水が入った500リットルタンクにスピーカー12個を取り付け、振動で30分以上、音楽を聴かせる。水に取り組んだのは日本で初めてという。
東京都にある波動値の検査機関に命水の測定を依頼したところ、自然水の中で波動値が高い結果が出た。命水と比べても23%アップ。水道水と違い、音楽を聴かせた後も波動値の高さが持続する。
命水は織井代表の自宅敷地内の地下100メートルからくみ上げ、非加熱ろ過充填したもので、昨年6月に発売。活性酸素の一つ、一重項酸素(肌の老化やがんを促進する物質)を除去する能力が高い特性などを持つ。カルシウムが多いものの、マグネシウムやナトリウムが少なく、成分のバランスがいい。
発売から半年以上が経ち、利用者から「医者に通わなくて済むようになった」と体調の改善効果など喜びの言葉が多く届き、命水の機能が実証された形。
織井代表(67)は「寄せられた声は信じられない話ばかり。確実に口コミで広がっている」と予想以上の反響に驚き、周囲からも「『名物水』として地域の産業振興につながる」と期待が寄せられる。
命水は、同社やインターネットで販売。郵送用は2種類(自然水のまま、クラシックを聴かせた自然水)のうち、どちらかを選ぶことができる。価格は同じで、20リットル入りは2千円。音楽を聴かせた水には「こころいやす音楽を覚えた」と記したシールをはっている。
問い合わせは「いすゞ」(TEL77・9113)へ。
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