[PR]
ニュース:文化 RSS feed
エミール・ガレのグラス破損 目黒区美術館の展覧会
このニュースのトピックス:美術・芸術
東京都の目黒区美術館で開催しているフランスのガラス工芸家エミール・ガレの展覧会で展示予定だったグラス1個が、梱包作業中に破損し展示されていなかったことが19日、分かった。グラスは10個セットで、9個だけ展示したが、会場で破損についての説明表示もしていなかった。同美術館は「運搬業者の不手際で破損した。20日から表示する」としている。
展覧会は「エミール・ガレの生きた時代」。エミール・ガレはアールヌーボーを代表するガラス工芸家。
目黒区などによると、破損したのは1884〜89年ごろの作品で、デカンターとグラス10個などののうち、高さ7・5センチのグラス1個。輸送のため業者が梱包作業中に誤って破損した。個人が所有し、黒壁美術館(滋賀県)が管理していたもので、目黒区美術館側は所有者に謝罪。1個を欠いたまま展示していた。