家畜の伝染病、口てい疫をめぐって、赤松農林水産大臣は30日、宮崎県を訪れて東国原知事らと会談し、感染が拡大したことについてあらためて陳謝しました。
赤松農林水産大臣は30日、今後の対策などについて地元と協議するために宮崎県を訪れて、東国原知事と会談しました。この中で、赤松大臣は「残念ながら感染の疑いのある家畜の拡大が押さえ込めていない。ほんとうに申し訳なく思う」と述べ、感染が拡大したことについて、東国原知事にあらためて陳謝しました。これに対して、東国原知事は「農家の再建と感染拡大の防止対策について、国からの支援をお願いしたい」と述べました。会談のあと、赤松農林水産大臣は、記者団に対して「現地対策本部からの報告では、感染の疑いがある家畜について、1週間くらいで埋却処理のめどがつくと報告を受けた」と述べて、今後も感染拡大を防ぐための対策を急ぐ考えを示しました。